飴釉茶盌

作家名(生没年)
九代 大樋 長左衛門1901-1986
制作年
1977/昭和52年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
8.6×13.0
作品解説
大樋窯は金沢を代表する窯元のひとつで、本作は大正から昭和にかけて活躍した九代目長左衛門の作である。作品には「大樋飴釉」と呼ばれる茶褐色の釉薬が施されている。この釉薬は大樋焼の代表的な作風として、江戸時代より継続して用いられてきたもので、手づくねによる変化に富んだ茶碗の形状に、釉色の濃淡が映え、見ごたえのある景色を生み出している。

掲載日 令和2年3月19日
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