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備前香炉
ページ番号:P-000823
重要無形文化財「備前焼」保持者
作家名(生没年)
伊勢﨑 淳
1936-
制作年
2003
/
平成15年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
17.1×18.3×10.9
作品解説
小品ながらこの作家の造形の特徴を随所に見出すことができる。直方体を原形とし、下半分では角張った稜線を持つ原形のカタチの強さを生かし、一方の上半分は上部四隅の際を叩いて変形させ、土の動きの妙を見せる。脚部のスリットや天辺の涙型の煙孔部の切り口は冴え、小口は垂直にしたり斜めにしたりと見せ方を変化させている。薪窯で焼成されているため、黒い焦げ、赤い緋色、降り積もった灰が土肌を粧い、表情に生気をもたらしている。
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掲載日 令和2年3月19日
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