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織部釉鉢

作家名(生没年)
熊倉 順吉1920-1985
制作年
1964/昭和39年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
6.6×18.5×18.5
作品解説
熊倉は、復員後の1945年から陶芸を学び、当時の空間造形彫刻の影響を受けてオブジェ制作を始め、1957年に走泥社に加入。土の量感を生かした造形や、ジャズをテーマにしたオブジェなどを生み出す一方、量産食器の画一的なデザインへの問題意識から、うつわ制作にも取り組んだ。本作品は熊倉の知人の結婚式の引き出物として制作され、一点一点の形の違いやざっくりとした口縁などに、熊倉の求めた手仕事の温かみが感じられる。

掲載日 令和2年3月19日
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