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備前擂座大壺

  • 重要無形文化財「備前焼」保持者
作家名(生没年)
藤原 雄1932-2001
制作年
1974/昭和49年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
32.3×35.1
作品解説
桃山以前の備前焼の素朴な作風を拠り所とした雄の作品は、堂々としたフォルムや焼成による焼膚をその魅力としている。本作品は作者の充実期に制作されたもので、単純で存在感のある器形に、ビードロ状の流れ胡麻や黒い焦げなど見事な窯変が生じ、その素朴な力強さは作者の特質をよく示している。擂座とはもとは(こしき)(首)の高い茶入の首回りに小さな浮文を連ねたものをいうが、転じて壺などの首部に小円文の貼付あるものもいう。

掲載日 令和2年3月19日
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