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炭化練上大鉢

作家名(生没年)
小野寺 玄1934-2016
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
17.0×58.5×58.5
作品解説
北海道釧路生まれの小野寺玄が陶芸と出会ったのは、高校卒業後、画家になるべく美術大学を受験するために上京した際、偶然から神田駿河台の文化学院美術科に入学し、創立者、西村伊作院長の陶磁器研究室の助手になってからである。西村から「やきものは自然との深い関わりから生まれる」と教わり、小野寺もまた、創作の要は原料にあると考え、各地の土を研究した。本作は、伊豆の土を使った類作から、1972年頃作と考えられる。ざっくりとした質感、端正な形状、素朴な色合いが見所である。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月27日
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