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青白瓷刻文輪花鉢

  • 重要無形文化財「白磁・青白磁」保持者
作家名(生没年)
塚本 快示1912-1990
制作年
1984/昭和59年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
9.0×33.7
作品解説
塚本は中国陶磁を真摯に研究し、日本の白磁・青白磁において独自の地位を占めた。「青白磁を塚本さんぐらい鮮やかにつくる人は世界にいない」中国陶磁研究家として名高い小山冨士夫は、塚本の青白磁をこの様に評している。本作品でも青みがかった透明釉が実に美しく、窪みに溜まった部分が印象的な影を作っている。大輪の花を思わせる端反りの口縁を持ったフォルムも端正で美しい。中国・北宋時代、景徳鎮の青白磁を範としながらも、それを越えた彼独自の世界がここにある。

掲載日 令和2年3月19日
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