このページの本文へ移動
トップあ行小野寺 玄> 伊豆土淡青釉鉢

伊豆土淡青釉鉢

作家名(生没年)
小野寺 玄1934-2016
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
11.5×46.0×46.0
作品解説
小野寺は文化学院で学んだ後、北大路魯山人の工房で2年を過ごし、ふたたび文化学院で陶芸教室の助手を3年間務め、1962年、神奈川県大磯に築窯して独立した。創作の元となる土を求め、各地を訪ね始めたのはこの頃である。本作は、1971年、第11回伝統工芸新作展入選作であり、「伊豆土淡青釉鉢」と同様、伊豆の土を用いている。緑釉のグラデーションが見所であり、壺の首元から流れ落ちる釉薬の筋が、形の張りを強調する。公募展初入選への思いからか、生涯手元に置かれた作品である。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月27日
【アクセス数

詳細検索