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炭化焼締壺

作家名(生没年)
小野寺 玄1934-2016
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
28.0×25.0×25.0
作品解説
1972年、神奈川県立博物館で「中世の陶器展」が開かれ、小野寺は漆黒の肌を持つ石川県の珠洲焼に魅了された。黒の成り立ちと、土と焼成との関係を突きつめるべく、炭化焼成(燻し焼き)を探究し、珠洲の古窯跡や研究者を訪ね歩いた。その成果が、1976年の珠洲古窯で使われた可能性の高い「珠洲土」の発見であり、それを用いた「珠洲土壺」は、1977年、第4回日本陶芸展で優秀作品・文部大臣賞を受賞している。なお、本作が制作された1976年には、越前の土を使った作品が第16回伝統工芸新作展で奨励賞を受賞している。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月27日
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