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中野月白瓷鉢

  • 重要無形文化財「小石原焼」保持者
作家名(生没年)
福島 善三1959-
制作年
2017/平成29年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
37.8×15.0
作品解説
福島は、江戸時代から続く福岡の小石原焼の素材や技術の上に、現代的で独自性のある表現を生み出し続ける作家で、2017年に重要無形文化財保持者に認定された。本作では、鉄分が多く黒色を呈する小石原の土の上に、青白色の釉薬が幾重にも掛けられ、貫入のない滑らかな表面が生み出されている。確かなロクロ技術による端正なフォルムと、澄明な色彩が美しい。作品名の「中野」は小石原の古い地名であり、福島の、伝統を受け継ぎながら新しい表現を目指そうという自負が感じられる。第64回伝統工芸展出展作。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年5月30日
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