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作家名(生没年)
滋賀県立信楽窯業試験場・八木 一夫 デザイン1918‐1979
制作年
1961/昭和36年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
7.8 ×28.5
作品解説
本作品は多くの陶産地で年の瀬に向けて制作される、干支の置物のひとつである。空を仰ぎ見るかのようなとぼけた表情、そろりそろりと踏み出した足、見る者の想像力をかき立てずにはいられない造形が目に楽しい。まだらに掛けられた釉薬がトラの縞模様を、粘土の柔らかさがネコ科特有のしなやかさを巧みに表しており、素材と向き合い創作活動を行った八木のデザイン感覚が、遺憾なく発揮されている。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月9日
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