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窯変白磁面取茶碗

作家名(生没年)
田淵 太郎1977-
制作年
2017/平成29年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
10.0×11.8×10.6
作品解説
香川県で制作を続ける田淵は、薪窯焼成により白磁に窯変を用いるという新しい発想で制作に取り組んでいる。器面に見られる桜色や若草色が滲む淡い色彩は、釉薬によるものではなく、焼成中に窯の内部で生じた化学反応によるもので、この技法を用いた作品は窯変白磁と呼ばれている。口縁部や面取の角などに生じる赤みがかった色調や、ざらざらとした表面の質感からは、従来の磁器の清澄な表現とは異なった奥行きが感じられる。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月8日
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