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水の精

作家名(生没年)
久米 みどり1951-
制作年
2013/平成25年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
17.0×47.0
作品解説
あらゆる生命につきまとう枯れや滅びのペーソスは、同時に、新たな命と美を予感させる。久米の生み出す造形にも、生命の根源的なイメージが紡ぎ出されている。久米は、命に敬意を払い、その在り方を様々なカタチで形象化していく。本作は、生命が石灰化したような器肌をもつが、上から覗き込むと、そこには半球型の世界を満たすように透明釉が張られている。あたかも新たな生命が生まれる泉のような豊饒な世界が広がって見えるのだ。

掲載日 令和2年3月19日
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