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花の精・涼

作家名(生没年)
久米 みどり1951-
制作年
2015/平成27年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
14.0×28.0
作品解説
東日本大震災の直後、久米は作品制作のモチベーションを喪失してしまう。その後、徐々に制作を再開する中で「花の精」は誕生した。花の命を象徴する花芯に注目し、植物とその命に敬意をもち、花に集う小さな昆虫の視点で制作している。花芯を構成する微細なパーツは中心に向かってより細かくなり、透明釉の青色とその諧調が造形のリズムに変奏を重ねる。モノクロームで加飾される作例の多いなかで、本作の透明感のある明るい色感は特に印象深い。

掲載日 令和2年3月19日
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