花の精・闇
- 作家名(生没年)
- 久米 みどり1951-
- 制作年
- 2015/平成27年
- サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
- 14.0×28.0
- 作品解説
- 焼成による陶土の収縮率は通常15%ほど。割れや歪みも引き起す。それを造形の特徴として表現に結び付ける作家もいるが、本作をはじめ、久米の作品の収縮率は3%程度。独自にブレンドした陶土で成型した後、素焼きをせず、本焼に十分な時間をかける。最初に300度で15時間、次いで300度ずつ、約1200度まで6,7時間かけて上げていく。手作業よる造形と焼成後のギャップとをゼロに近づけていくのだ。本作も、焼成前の段階で形象化したイメージとほぼ違いなく完成させている。
掲載日 令和2年3月19日
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