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白磁鉢

作家名(生没年)
中村 清吾1975-
制作年
2017/平成29年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
17.0×47.0
作品解説
第114回有田国際陶芸展佐賀県陶芸協会賞受賞作である。ろくろで成形してから文様を削り出しているが、作家によれば、二枚の羽が鉢を包み込む意匠であるという。また、ろくろを通して土と関わるなかで、遠心力を用いて重力に抗うことを実感し、そこに新たな表現の可能性を感じているのだそうだ。近年、白磁の表現は、鋳込みを用いた複雑な形状や極薄手の作品などと多様化が進むが、磁器焼造の伝統を培ってきた有田の地を背景に白磁の正統を追求し、未来を担う。

掲載日 令和2年3月19日
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