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銀彩陶匣

作家名(生没年)
福野 道隆1970-
制作年
2014/平成26年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
13.0×32.0
作品解説
本作品は白地に黒と銀の二色で、菱形の幾何学文が描き分けられ、それが蓋の中心から外へ少しずつ拡大しながら展開する、シンプルな配色ながら装飾性に富んだ作品である。福野は象嵌や金銀彩を用いた装飾性豊かな作品を生み出す作家で、絣柄など染織の紋様を自身の作品に取り入れているが、染織では平面に展開される紋様を、立体である陶器に描いて破たんなくまとめあげる点に、確かな技量がうかがえる。 第61回日本伝統工芸展出品作。

掲載日 令和2年3月19日
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