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鬼萩割高台茶碗

  • 重要無形文化財「萩焼」保持者
作家名(生没年)
三輪 壽雪(十一代 三輪 休雪)1910-2012
制作年
1998/平成10年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
10.1×15.3
作品解説
鬼萩とは荒砂を混入して素地とし、荒々しさを出したもので、高台には十字に割った高麗茶碗の割高台が採り入れられている。いずれも萩焼の伝統的なスタイルであるが、壽雪は、その伝統を受け継ぎながらも卓抜な造形力により独自の力強い、豪放な作風を展開させている。本作品もその特質をよく示しており、泰然としたフォルムに、兄休和(十代休雪)とともに開発した純白の“休雪白”の釉の縮れが、独自の景色となっている。

掲載日 令和2年3月19日
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