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鬼萩窯変茶碗

  • 重要無形文化財「萩焼」保持者
作家名(生没年)
三輪 壽雪(十一代 三輪 休雪)1910-2012
制作年
c.1995/平成7年頃
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
10.2×14.5
作品解説
鬼萩という名称を冠した茶碗は「人間国宝」認定2年後の昭和60年(1985)より発表され始め、旧来よりはるかに多くの量の粗砂を素地に練りこんだ豪放な造形を特徴とする。純白の釉薬は兄(十代休雪)と共に、萩伝統の藁灰釉に改良を重ねた「休雪白」とよばれる釉薬である。本作品は、その釉薬の間に見島土による黒化粧がのぞき、窯変もみられる。成形や高台作り、素地土、釉薬のいずれにおいても、他の追随を許さぬ独創性に満ちている。

掲載日 令和2年3月19日
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