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氷青釉鉢-氷解く-

作家名(生没年)
冨川 秋子1977-
制作年
2012/平成24年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
3点組(最大):14.0×27.5
作品解説
本作は、磁器土を轆轤で挽き上げた後、削りによって輪郭を薄く整えている。酸化焼成により呈する明るいブルーの釉薬は、幼い頃に写真で見た南極の氷の色に着想を得ているという。春の季語「氷解く」の副題通り、器胎で表された氷が溶け、高台に流れる釉の垂れとなってあらわれ、効果的である。均整のとれた繊細なフォルムに青と白が調和し、作家の瑞々しい感性を感じさせる。「第5回菊池ビエンナーレ」入選作。

掲載日 令和2年3月19日
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