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茜青瓷―浮立

作家名(生没年)
髙垣 篤1946-
制作年
2007/平成19年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
左:44.2×42.8×19.7/右:44.2×32.3×23.1
作品解説
高垣は、宋代の中国青磁を研究し、釉薬の実験を重ね、青磁の世界に新たな表現を展開している。平成2年(1990)頃から始めた「茜青瓷」は高垣オリジナルの代表的なシリーズ。本作では、化粧掛けした赤土の胎土に種類の異なる青磁釉を何層も重ね掛けし、還元焼成している。釉薬が薄くなる稜線の部分は土の鉄分と反応して赤色を呈し、貫入の表情やモダンなフォルムと相まって斬新な造形をみせる。「第45回朝日陶芸展」出品作。

掲載日 令和2年3月19日
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