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白瓷面取壺

  • 重要無形文化財「白磁」保持者
作家名(生没年)
前田 昭博1954-
制作年
2010/平成22年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
40.3×36.0
作品解説
前田のフォルムを代表する面取りが施された作品。磁土をロクロで立ち上げ、器表に均等な分割ラインを引き、生乾きの状態で器の表面から指や掌で圧を加え面に抑揚をつけている。半透明の釉薬を施し、一度手で押さえて馴染ませ、再び施釉して焼成、こうして柔らかな光沢と陰影が生まれる。平成25年(2013)「白磁」で人間国宝に認定された前田の高度な技術と豊かな造形を余すところなく示している。「第57回日本伝統工芸展」出品作。

掲載日 令和2年3月19日
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