このページの本文へ移動

燿彩鉢「黎明」

  • 重要無形文化財「彩釉磁器」保持者
作家名(生没年)
三代 德田 八十吉1933-2009
制作年
1999/平成11年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
7.1×50.1
作品解説
燿彩では事前の器胎の処理も重要で、成形後焼成した器胎を研磨し、出来るだけ平滑にすることが要求される。殊に鉢のような平たい形状の作品では、器胎にある針の穴ほどのピンホールでさえ、焼成後の釉の状態に影響を及ぼすため、それらをルーペで追いながら丹念につぶしていく作業をするという。さらに施釉・焼成のプロセスを少なくとも2度繰り返し、深く澄んだ色釉の美しい燿彩が誕生する。本作品は第33回日本伝統工芸展(1986年)で重要無形文化財保持者選賞受賞作と同内容の作品の再制作。

掲載日 令和2年3月19日
【アクセス数

詳細検索