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鉄釉馬文大壺

  • 重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者
作家名(生没年)
原 清1936-
制作年
1988/昭和63年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
41.0×23.5
作品解説
原の鉄釉は黒と褐色の組み合わせを基本とし、その文様は抜き絵によるシルエットで作られる。器胎全体に黒釉を掛けた後、コンテで文様を下描きしてゴム液を塗る。水平方向は文様が流れやすくなるためやや厚めに塗るという。その上から再度褐色釉を施し、ゴムを剥がして抜き絵を作り酸化焼成する。本作にみられる馬の文様は原清が最も好むモティーフの一つで、輪郭部では二色の釉が微妙に溶け合い、独特の表情を作っている。

掲載日 令和2年3月19日
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