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釉裏金彩牡丹唐草文壺

  • 重要無形文化財「釉裏金彩」保持者
作家名(生没年)
𠮷田 美統1932-
制作年
2009/平成21年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
30.7×30.4
作品解説
素地に九谷焼色絵の上絵の具を掛け本焼して地色をつくり、その上に様々な文様に切った金箔を置いて焼き付け、さらに透明釉をかけて焼き上げる「釉裏金彩」の技法を、𠮷田は1970年代から80年代、およそ10年の歳月を掛けて完成させている。本作品はこの技法にさらに磨きを掛けた近年の作品。肩の張ったどっしりと安定感のある壺の表面に淡緑の色釉で濃淡のストライプを描き、その上に金の牡丹唐草文様が典雅で鮮やかに表出されている。襟首と裾のデザインが躍動感を醸しだしている。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和4年1月4日
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