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命乞い

作家名(生没年)
里中 英人1932-1989
制作年
1984/昭和59年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
黒:13.0×14.0×15.0/褐:16.5×10.8×13.8/黄:14.5×15.0×14.0/白(矢):46.0×16.0×20.0/白(1):20.0×17.0×14.5/白(2):22.0×17.3×16.5
作品解説
現代社会の不安を陶で表した里中英人は、陶芸家・宮之原謙に師事し、陶芸の道へ進んだ。宮之原の師であった板谷波山には「命乞い」という有名な茶碗がある。窯場で波山が壊す寸前の失敗作を出光佐三が無理矢理もらい受け、命名したというエピソードについて、里中は感銘を受けたという。歪み、幾重にも重ねられ、もはや用としての機能を失った「器」の群れに一本の矢が鋭く刺さっている。

掲載日 令和2年3月19日
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