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碧明耀彩九稜水指

  • 重要無形文化財「彩釉磁器」保持者
作家名(生没年)
三代 德田 八十吉1933-2009
制作年
2005/平成17年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
17.5×18.0
作品解説
九稜水指の名は器体が九角形の形状していることから付けられたもの。青一色の作品の中央上部を、紺と緑のグラデーションがぐるっと取り囲んでいる。この色調を碧明耀彩(へきめいようさい)といい、德田が40代から50代の間に多用した技法である。碧明釉は初代・德田八十吉によって創案された色相で、緑と紺と黄色を組み合わせて作られる。ほのかに浮かび上がる緑色が、作品に落ち着いた風合いを与えている。

掲載日 令和2年3月19日
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