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マンガン釉掻き落とし象嵌鉢

作家名(生没年)
ルーシー・リー1902-1995
制作年
c.1972/昭和47年頃
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
13.2×26.0
作品解説
ルーシー・リーの技法を代表する、()き落としと象嵌(ぞうがん)を併用した作品。器の内と外で白黒反転させたデザインとなっている。器の外側は、褐色の釉薬を塗り、(とが)った針で引っ掻いて素地を覗かせる掻き落としの技法。内側は、白化粧の地を掻き取った溝の中に褐色の顔料を()め込み、線を浮かび上がらせる象嵌技法。間隔を空けて同心円状に広がるシャープな線模様が心地よいリズムを生みだしている。

掲載日 令和2年3月19日
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