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土焼 粟田色絵香炉

  • 文化勲章受章者
  • 重要無形文化財「色絵磁器」保持者
作家名(生没年)
富本 憲吉1886-1963
制作年
1951/昭和26年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
9.5×9.5
作品解説
富本の京都時代、京焼技法の研究成果がうかがえる作品。卵色の素地に藍や白緑(びゃくろく)七宝繋(しっぽうつな)ぎの文様を描き、京都洛東の粟田口(あわたぐち)で焼かれた古清水(こきよみず)の色絵を思わせる。七宝文の中心に、菱四弁花の模様が隠されているのが面白い。火屋(ほや)は、富本が東京美術学校で図案を教えた彫金の人間国宝・増田三男の作。富本から依頼を受けた増田は、師のデザインに呼応するように、透かし彫りで同様の文様を表現した。

掲載日 令和2年3月19日
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