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萌黄貫入鉢

  • 重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者
作家名(生没年)
清水 卯一1926-2004
制作年
1975/昭和50年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
15.5×35.0
作品解説
清水は昭和40年代初め頃から、京都で細やかな貫入の入った青磁作品の制作を始め、昭和45年、滋賀県志賀町に蓬莱窯(ほうらいがま)を築いた後、氷裂貫入(ひょうれつかんにゅう)の入った青磁作品をつくり出すようになる。本作は、ゆったりとした6稜の輪花をともなうおおらかな器体をしており、微量の鉄分が入った釉薬を酸化気味で焼成した時に発色する明るい萌黄(もえぎ)色の釉調に、細かい貫入の入った美しい作品である。

掲載日 令和2年3月19日
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