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灰釉筒描文扁壺

作家名(生没年)
河井 寛次郎1890-1966
制作年
c.1953/昭和28年頃
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
41.2×30.7
作品解説
昭和25年に還暦を迎えて以降、河井の制作は活発となり、表現も多彩な展開をみせる。本作品は「筒描」の技法を用いた後期の代表作。白泥漿(でいしょう)を、注口をつけた竹筒に入れ、これで器肌に花の輪郭線を描いたものである。独特の形態の扁壺に、文様を高く盛り上げ、その中に鉄釉や辰砂(しんしゃ)釉などの色釉を施して、有色の素地と鮮やかに対比させている。

掲載日 令和2年3月19日
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