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ラスター彩芥子文六方器

  • 重要無形文化財「三彩」保持者
作家名(生没年)
加藤 卓男1917-2005
制作年
2000/平成12年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
15.2×38.4
作品解説
ラスター彩は、12世紀後半から13世紀中頃にかけて最盛期を迎えたペルシア陶器だが、14世紀以降衰退し、途絶えた。ラスターとは「光沢」「輝き」を意味し、光の当たる角度により焼き物の表面が玉虫色のように輝くことからこう呼ばれるようになった。この効果は釉薬の表面におかれた絵具の薄い金属被膜が光を複雑に反射することによってできるという。加藤は試行錯誤を重ねてこの復元に成功し、倣古作品とは異なる、この作品に見られるような独自の作品を創作していった。

掲載日 令和2年3月19日
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