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青瓷彫文壺

  • 重要無形文化財「青磁」保持者
作家名(生没年)
中島 宏1941-2018
制作年
2000/平成12年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
46.5×33.9
作品解説
中島は昭和59年(1984)に初めて中国を訪れた際、古代の青銅器を見て、その造形に触発された。以後、器胎に彫りを施した独自の青磁に取り組み、青銅器を連想させる重厚な作風を築いた。本作では、壺の口縁部から底部まで線彫りによる凸帯が強弱をつけて幾段にも配され、そこに青磁釉が溜まることによって、柔らかな陰影があらわれている。青銅器の厳しさをもつ造形に、青磁特有の美しい釉調が見事に融合した作品。

掲載日 令和2年3月19日
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