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鉄釉馬文大壺

  • 重要無形文化財「鉄釉陶器」保持者
作家名(生没年)
原 清1936-
制作年
2005/平成17年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
38.0×37.0
作品解説
鉄釉は原清が師事した石黒宗麿、清水卯ーから継承し、さらなる研究を重ねた代表的な技法である。重厚な器胎に、黒色と褐色の二重掛けによって、簡潔でおおらかな文様を表現するのが、原作品のひとつの特徴である。植物や鳥と共に、馬は代表的なモチーフであり、上下二層に描かれた馬の単純化と動きある表現とが、釉薬の深味ある色調によく調和している。原始美術や古代ギリシアの壺絵などに通じるような、素朴でいて洗練された文様がアルカイックな魅力を湛える作品である。

掲載日 令和2年3月19日
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