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耀三彩壺

  • 重要無形文化財「彩釉磁器」保持者
作家名(生没年)
三代 德田 八十吉1933-2009
制作年
2003/平成15年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
61.0×24.5
作品解説
「耀彩」の技法により、主に紺・紫・緑の絵具を用い、三彩を現代的に解釈した作品。垂直方向に流れる三色の釉が交互に重なり合う効果を、背高の器形が一層強調している。壺の上部に垣間見える地の白から下部の濃紺へ、次第に明から暗へと釉調が変化していく様子が、細く長い器面に沿って、スピード感をもって表されている。ルーツである古九谷や吉田屋にとどまらず、三彩まで範囲を拡げ、色釉そのものの歴史へ迫ろうとする作家の探求心を示す一作である。

掲載日 令和2年3月19日
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