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灰釉花器

作家名(生没年)
加守田 章二1933-1983
制作年
1964/昭和39年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
33.4×32.0
作品解説
須恵器(すえき)を作陶の根源にもつ加守田の灰釉の器は、洗練された形態の中にプリミティブな美しさがある。本作は、加守田の作陶活動初期の作風をよく示す代表作で、焼き締めの灰黒色の素地に、広口で鋭いロ縁部と膨らみのある逆円錐状の胴部に流れる深い緑色の自然釉が印象的である。古代日本陶磁の伝統的な技法を基盤としつつ、現代的に解釈を加えた加守田独自の造形性が認められる。

掲載日 令和2年3月19日
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