このページの本文へ移動
トップま行三輪 休和(十代 三輪 休雪)> 萩耳付水指 銘 岩波

萩耳付水指 銘 岩波

  • 重要無形文化財「萩焼」保持者
作家名(生没年)
三輪 休和(十代 三輪 休雪)1895-1981
制作年
1971/昭和46年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
19.7×20.2
作品解説
休和は、江戸時代から使用されてきた白萩釉と呼ばれる藁灰釉に工夫を加え、独自の白釉を追求した。純白度が高く、やわらかな質感を持つ白釉が勢いよく掛かり、銘「岩波」の由来を思わせる。大小の梅花皮(かいらぎ)が表れ、厚く掛かった白釉と、赤みを帯びた土味との対比が見所となっている。重厚感のある器形に加え、土を掌で丸めて軽く取りつけたつまみや、切り立った耳、二重の口作りなど、造形の面でも休和の個性が強く表れている。

掲載日 令和2年3月19日
【アクセス数

詳細検索