このページの本文へ移動
トップま行初代 宮川 香山> 色絵金彩猫図鼠高浮彫花瓶

色絵金彩猫図鼠高浮彫花瓶

作家名(生没年)
初代 宮川 香山1842-1916
制作年
/明治前期
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
左:34.5×17.4/右:34.5×18.2
作品解説
薩摩焼金襴手風の作品を手掛けた初代香山の明治前期を代表する作。西洋の鑑賞様式に合わせた一対の形式からなり、縁と脚部に施された細密な金彩や肩に施された高浮彫に、技の冴えが発揮されている。題材は、蛸と大根を引く鼠たちの下で、上絵で描かれた猫が睨みを利かせるという、機知に富んだ取り合わせとなっている。明治初期の輸出陶磁器の様相と、幕末から色濃く残る江戸趣味を示す作品である。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年4月7日
【アクセス数

詳細検索