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茶碗 山呉須

  • 重要無形文化財「染付」保持者
作家名(生没年)
近藤 悠三1902-1985
制作年
1950s/昭和50年代
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
8.4×11.5
作品解説
近藤の染付は、力強い筆致で柘榴(ざくろ)(あざみ)葡萄(ぶどう)、そして山を主に描いている。本作では、やや青みを帯びた地に、鮮やかな呉須(ごす)で山並みの風景が簡潔に描かれている。つけたてとぼかしによる迷い無い筆遣いが、単色の表現でありながら緩急見事なリズムを与えている。また高台や、高台周囲及び口縁の内側を一周する呉須の描線は、素直な形態をさりげなく引き締め、小品ながらも格調高い作品となっている。

掲載日 令和2年3月19日
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