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備前 四方皿

  • 重要無形文化財「備前焼」保持者
作家名(生没年)
藤原 雄1932-2001
制作年
c.1994/平成6年頃
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
7.2×34.1×35.3
作品解説
備前焼の代表的な装飾技法の一つに牡丹餅(ぼたもち)がある。本作では、右上の円形牡丹餅に、花びら形の個性的な抜け跡を組み合わせ、力強い画面を表現している。さらに、ヘラによる画面の左上から右下に斜めに横切る5本のラインが、作品に動的な効果をもたらし、花びら形とあいまって簡潔で明快な絵画的な世界を表現している。また、皿の厚さや縁の処理等は、額縁のような効果をもたらしている。

掲載日 令和2年3月19日
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