濁手鹿紅葉文八角鉢
- 重要無形文化財「柿右衛門(濁手)」保持団体
- 作家名(生没年)
- 柿右衛門製陶技術保存会
- 制作年
- 2004/平成16年
- サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
- 9.8×23.7
- 作品解説
- 初代酒井田柿右衛門は、江戸初期に日本で初めて色絵磁器の焼造に成功したと伝えられる。柿右衛門様式は、濁手と呼ばれる乳白色の磁胎、鳥獣文や草花文の瀟洒な上絵付を特徴とする。濁手の技術は江戸時代後期に衰退したが、近代になって十二代、十三代柿右衛門によって復元された。その後、十四代の指導総括のもとに制作され、現在も確かな技術が伝承されている。本作は、江戸期の土型による型成形であり、絵付は十四代柿右衛門によるものである。
掲載日 令和2年3月19日
更新日 令和2年4月7日
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