このページの本文へ移動

焼貫黒茶碗 青狸

作家名(生没年)
樂 直入(十五代 樂 吉左衞門)1949-
制作年
1993/平成5年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
10.9×13.0
作品解説
(らく)家は、初代長次郎から現在まで十六代にわたり樂焼の伝統を今日に伝える陶家。樂茶碗は、手捏(てづく)ねや(へら)削りによる成形を伝統とする。焼貫(やきぬき)とは、樂焼における焼締(やきしめ)風の焼成技法。本作では黒釉.銅釉・灰釉の三種の釉薬と、土の焼肌が混ざり合い、独特の景色をなしている。本作の銘「青狸(せいり)」は、血を失った狸を意味し、唐の詩人・李賀(りが)の「神絃曲(しんげんきょく)」の一節から採っている。

掲載日 令和2年3月19日 更新日 令和2年5月28日
【アクセス数

詳細検索