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瀬戸黒茶垸銘「黒尉」

  • 文化勲章受章者
  • 重要無形文化財「志野・瀬戸黒」保持者
作家名(生没年)
荒川 豊藏1894-1985
制作年
c.1970-1974/昭和40年代後半
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
9.7×12.8
作品解説
瀬戸黒は深みのある漆黒の色調がその特色で、天正期に焼かれたところから「天正黒」、利休好みであったところから「利休黒」、また焼き具合を見計らって真っ赤なうちに窯から引き出して急冷するので「引出し黒」とも呼ばれている。本作品の銘「黒尉」の「尉」とは能楽における老翁またはその面のことをいい、瀬戸黒の本作品を黒い翁と見立てた命名であろう。

掲載日 令和2年3月19日
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