このページの本文へ移動

炻壷

作家名(生没年)
加守田 章二1933-1983
制作年
1968/昭和43年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
35.2×33.1
作品解説
本作は、加守田章二が益子から岩手県遠野へと工房を移し、造形を展開させていった重要な時期の作品です。一見何の変哲もない卵型の形状ですが、どこか不思議な存在感を見せています。小さくてもきっぱりと開いた口、土の風合いを引き出した質感表現、模様かどうかの判別がつかないグレーの濃淡の色調など、作品を構成するさまざまな要素への作家のこだわりや熱量が、存在感の理由と思われます。

掲載日 令和5年3月3日 更新日 令和5年9月1日
【アクセス数

詳細検索