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平茶盌

作家名(生没年)
九代 大樋 長左衛門1901-1986
制作年
1970/昭和45年
サイズ(高×径、または高×幅×奥行、cm)
5.8×14.3
作品解説
大樋焼は寛文六年(1666)より、加賀藩の御庭焼として、金沢の地で代々制作が続けられてきた。大樋窯初代の長左衛門は千家の茶陶制作に携わる楽家の高弟であったため、手づくねによる成形や低火度焼成など、楽焼の技法を踏襲しての茶陶の制作が現代まで続けられてきた。本作の平茶碗では楽焼の要素に、大樋焼の特徴である茶褐色の飴釉が加えられることで、侘びの要素に富んだ落ち着いた仕上がりとなっている。

掲載日 令和2年3月19日
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