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鉄釉鳥禽唐花文花瓶

ページ番号：P-000735

文化勲章受章者

作家名（生没年）: 板谷波山1872-1963

制作年: c.1912-1918/大正前期

サイズ（高×径、または高×幅×奥行、cm）: 32.6×22.6

作品解説: 大正期以降、波山は中国陶磁への関心の高まりから、白磁や青磁、鉄釉など単色釉による作品に取り組むようになる。蛋殻磁や紫金磁など数多くの釉薬を試作し、様々な釉調の作品を生み出した。本作品は、器の全面に彫りによる模様が施され、黄褐色の釉薬が施されている。釉が厚いため、模様の細部や波山らしい線のシャープさを見ることは出来ないが、鉄系の釉薬がかかった波山の作品では、それがまた独特の味わいとなっている。

鉄釉鳥禽唐花文花瓶

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掲載日令和2年3月19日

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